「社員研修」の計画はどのように進めていけばいいのでしょうか?
特に関東地方は大人数の場合も多いですし、移動の問題や、場所の確保も難しくなりがちです。
しっかりとした計画を立てておかなければ、思わぬトラブルに発展したり、最悪の場合は社員研修の実施自体も危うくなってしまいます。
ここでは、計画的に社員研修を進めるために必要な項目を4つに分けてご紹介いたします。ついつい見落としがちなこともありますので、ここでしっかりと確認しておきましょう。
1:社員研修の「目的」
何のための社員研修なのか、社員研修の会社としての「目的」最終的なコンセンサスを取っておきましょう。今後の計画を進めるにあたって、考え方の基本となる項目です。この「目的」共有で来ていなければ、後々大きなトラブルに発展します。
2:社員研修の「会場」
目的やコンテンツに沿った会場の選定を行いましょう。「移動手段」「収容人数」「研修の形式」「設備」等、細部まで確認しましょう。
■移動手段
移動手段も含めて検討「現地集合」や「チャーターバス」等があります。
人数や場所によって手段は変わりますが、チャーターバスの場合は駐車場も事前に確認しておきましょう。
■収容人数
会議室のHPなどで調べた場合、収容人数が書いてありますが、2部屋を合体できる会議室などもあるので、直接聞いてみましょう。
■研修の形式
「講義形式」or「ディスカッション形式」等、色々な形式があります。テーブルの配置で対応できるケースが多いですが、目的に沿った研修形式を用いましょう。
■設備
「プロジェクター」「ホワイトボード」「テーブルの大きさ」等、必要な備品を揃える必要があります。ペンなどは持参するケースが多いようです。
3:社員研修の参加者へ「アナウンス」
「日時」「会場」「当日のプログラム」「持ち物」等、必要事項をまとめた案内を行います。特に重要な連絡事項などがあれば、重要事項のみのアナウンスをする等して確実に全員に周知しましょう。
4:社員研修会場の「設営」
事前に設営の必要事項をまとめた「チェックリスト」を作成しておくと便利です。
複数名で設営を行う場合は、役割分担なども事前に決めておくとスムーズに設営を進めることができます。
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以上、社員研修計画に必要な4つのコトは理解いただけましたか?
もちろん、社員研修の内容により色々と準備する物は異なりますが、このように、しっかりと計画を立てる事が必要です。
担当者は、研修を意味のあるものにできるかどうかがかかっている重要な役割となります。
大変な役割ではありますが、非常に重要な仕事を任さているという事ですので「自信」をもって、思う存分あなたの「実力」を発揮して下さい!