クラブ活動の合宿や大会、子供会の行事など、子供がいる家庭では、大勢の子供連れでの団体旅行の予定が入る事もありますよね?
都内からの子供連れでの旅行先といえば、自然をたくさん感じられる場所や、普段は出来ないような体験ができるスポット、歴史を感じられるようなところが人気です。
千葉県の「マザー牧場」や栃木県の「日光江戸村」などが代表的な人気スポットといえるでしょう。
ただ、どんな旅行先を選んだとしても、普段の家族旅行とは違い、大勢の子供たちを引率しての旅行となると、本当に大変なことがいっぱい。
自分の子供だけではなく、ほかの家庭の子供もいますので責任も重大です。
そんな子供会などの子供連れ団体旅行の幹事さんに、必ずチェックするべきポイントをご紹介いたします!
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ポイント1:子供たちの健康チェック
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慣れない環境や移動などで、急に体調を崩す子もいます。
前もって子供たちの健康状態をチェックしたり、「風邪薬」「痛み止め」「酔い止め」など、基本的な薬は準備しておきましょう。
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ポイント2:移動手段をどうするか
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移動手段は主に下記のような方法があります。
●貸切バス
●マイクロバスなどのレンタカー
●父兄の自家用車による送迎
●電車などの公共交通機関
一番利便性も高く、便利なのは「貸切バス」です。
周りのお客様などに気を遣う必要もなく、融通も利きやすいですし、何より子供たちも移動時間を楽しく過ごすことができます。
費用は掛かりますが、予算が許すのであれば「貸切バス」をお勧めします。
「レンタカー」や「自家用車での送迎」は運転手となる父兄の負担が大きくなります。
近場であれば問題ないかもしれませんが、遠方となると難しくなります。
電車などの「公共交通機関」は、ほかの乗客に迷惑の無いように、マナーを守って全員で行動する必要があります。子供たちが楽しみにしていればいるほど、ついつい騒ぎすぎてしまう事もあるでしょう。
しっかりと引率者が管理する必要があります。また、駅から宿泊先や目的地への移動もあります。最寄り駅までの送迎サービスのある宿泊先だと、とても便利ですね。
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ポイント3:食事の内容
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食事内容は事前に確認しておきましょう。施設によってはバイキング形式の所や、カレー、ハンバーグなど子供の好きなメニューを準備します、という施設もあります。
育ち盛りの子供たちにはしっかり食事をとってもらいたいですよね。夜のメニューだけでなくお昼も必要であれば、施設側に用意してもらうのか、別途用意する必要があれば、飲食店の情報などしっかりと確認し予約をしておきましょう。
また、参加者の中には、卵やそばなどの「食物アレルギー」のある子供がいるかもしれません。命に係わる事もありますので、必ず全員の保護者に事前に確認をしておきましょう。
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ポイント4:宿泊先のお部屋
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「和室タイプ」の方が人数に融通が利きやすい事が多いようです。
団体の場合、直前まで人数の増減があったりすることも多いので、和室の方が急な変更に対応しやすいでしょう。
また、部屋は出来るだけ「大部屋」にして、使用する部屋数を減らすのも意外と重要なポイント。
部屋数が多いと引率者が各部屋を回って様子を見たり、朝起こしたりするのも大変になります。
部屋数が少なければその分手間も減りますので、「大部屋」がオススメです。
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以上、子供連れ団体旅行のチェックポイントはいかがでしたか?
子供たちを思い切り楽しませてあげるためにも、トラブルの無いようにしっかりとした準備が必要になります。そして何より一番大事なのは子供たちの「健康」や、「安全」をしっかりと確保すること。
子供を拘束しすぎるのはよくありませんが、楽しむときはしっかり楽しむ。締めるべきときはしっかりと締める。メリハリを持った行動を大人が示すことが重要です。
ここに挙げたような、しっかりとした準備とメリハリのある行動で、子供たちに良い思い出をたくさん作ってあげてくださいね♪