「社員旅行って苦手だなぁ…」
「あんまり親しくない人と寝食一緒にするの気が重いなぁ…」
スポーツ経験者や団体生活に慣れた人にはなんてことない「人と寝食を共にする」行為ですが、人によっては窮屈に感じる人もいるかも知れません。
とはいえ、自分が勤める会社の団体旅行であればそんなモチベーションのまま参加するよりも、何か「楽しめるポイント」を見つけた方がその後の会社付き合いも円滑になります。ここではそんな「何とか楽しむコツ」をご紹介します。
特に、社員旅行の幹事になった方は、参加者のモチベーションを高めるための参考にしてみてください。
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楽しむコツ1:「参加型」にする
社員旅行に”言われるがままに”参加した状態だと、冒頭にあるような気持ちのままだったりしてどうしても一体感が生まれません。
そこで、たとえば幹事の方はこんな工夫をしてみてはいかがでしょう。
●皆で決めよう!社員旅行の行き先総選挙
●行く前にディナーが決まる!豪華料理争奪戦あみだくじ
●選べるコース!「のんびり散策プラン or ガッツリ観光」
旅行の前に”皆で決めた”という体験を提供することで”嫌々参加した”状態から”自分もこの旅行を決めた”というマインドに変化しますね。
楽しむコツ2:すこ~しだけネタばらし
幹事が決めた社員旅行のコースに参加するだけだと、どうしても受け身になってしまいますが、ここはあえて「ちょっとネタばらし」してもらうのはいかがでしょう。
例えば参加者であれば「ディナーはどんな料理があるの?」や「サプライズのイベントなんかはあるの?」など幹事の人に聞いてみるというのもセルフモチベーションコントロールの方法の一つです。事前に少し情報を聞いていればそれを楽しみにできますし、他の参加者の人に「実は旅行中にサプライズがあるらしいよ」などと会話に華が咲きそうです。
幹事の方ならこの効果を利用して「2日目に秘密のゲストがある!」とか「社長に秘密で皆で◯◯しましょう!」など”秘密の共有”をうまく利用してみるのも手ですね。
あくまでシラケない程度のネタばらしである必要がありますが、人はワクワク感を維持できればより楽しめるものです。
楽しむコツ3:幹事は皆を”楽しませよう”としている
これは参加者の方向けのアドバイスです。
当たり前のことですが、社員旅行を企画した経営幹部や幹事の人は皆さんに”楽しんで”もらうことが目的です。極端に覚めた態度だったり、周りと交流しないような態度ですとますます楽しめなくなってしまいます。
社員旅行の目的は、「業務へのねぎらい」だったり「研修的な勉強の場」だったり「ひたすら楽しむバカンス」だったりと様々です。参加する側もそういった意向を汲み取って自ら楽しもうとする姿勢は大切ですね。
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あくまで社員旅行は「大人同士」のイベントです。苦手意識だけでなく「実はこんな楽しみ方ってあるよね」と、発想してみるのは大人な対応として必要です。
どうせなら、精一杯楽しめる社員旅行にしましょう!