誰でも一度は見たことがある、首がゆらゆらゆれる赤い牛のおもちゃです。「べこ」というのは東北地方で「牛」を表す方言。体が赤いのは魔除けという意味があるのだとか。会津ではこの赤べこをモチーフにした「あかべぇ」というマスコットキャラクターも。
年間に約90万個も出荷されている高崎だるまは「上州だるま」とも呼ばれ、全国の張子のだるまの中でも約80%のシェアを占めると言われています。
選挙で当選した候補者が目玉を墨で入れるときに使われるだるまは、そのほとんどがこの「高崎だるま」だそうです。
ガラス工芸品としては日本でも有数の技術が「江戸切子」です。
ガラスの表面に緻密なカッティングが施されており、そもそもその技術そのものを差して「江戸切子」と呼びます。江戸末期から続く東京の伝統技術は、黒船で有名なあのペリーもその緻密さに驚いたと言われています。
ごつごつとした質感が特徴的な焼き物で、その風合いや独創性にファンも多い焼き物です。重くて割れやすいという面もあり、持ち運びには注意が必要です。益子では春と秋に毎年恒例で陶器市が開かれ、多くの観光客が訪れます。日程を合わせて旅行を企画してみてはいかがでしょうか。
様々な木材を、その色や木目の違いを活かしつつ組合せ、幾何学模様を作りだす緻密な伝統工芸です。約200年という歴史を持ち、現代まで伝承されてきた技術が守られています。パズルのように箱の側面を順番通りスライドさせないとあかない「秘密箱」は、話題性バツグンのお土産です。
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