2016年7月27日
社員研修でのコミュニケーションを円滑にするための手法「アイスブレイク」をご紹介します。
アイスブレイクとは?
アイスブレイクとは、初対面の人同士が集まる場において、その場の緊張感を解きほぐし、リラックスした状態でコミュニケーションが取りやすい雰囲気を作り、その場にいるメンバーが目的達成のために積極的に関わりをもてるようにするための技術です。「アイスブレイク」の氷を壊すという意味ですが、初対面同士の間にある緊張感(氷)を溶かすという意味があります。
アイスブレイクの効果
緊張感を取り除くことで有機的なコミュニケーションを引き出すことを目的にしていますが具体的には、以下のような効能があります。
- ●話すきっかけを作り出すことで、その後の会話がしやすくなる。
- ●ゲーム性の中に、メンバー同士が協力し合うような要素が入ることで、参加者同士で盛り上がりながら、コミュニケーションをとれる。
- ●ありきたりの会話からはわからない人間性や性格が見えて、その後、参加者間のコミュニケーションが継続しやすい。
アイスブレイクには無数の方法があります。ここではまずをすぐに始められるものを紹介します。
他己紹介(たこしょうかい)
自己紹介ではなく、他者の紹介をするアイスブレイクの1手法です。
対象人数:6人〜12人
- (1)参加者内で2人1組のペアをつくる。
- (2)できたペアでお互いに1分間の自己紹介をする。
- (3)参加者全員で集まり、ペアだった人を全員に紹介する。
1分間の中で、自分のこと、特徴を端的に伝えられるか、また、相手はそれを聞きだせるかがゲームのポイントです。
よって、お互いを理解しようとする意識が働きます。また、初対面同士が話をするキッカケとしての自己紹介は、自分をことを知ってもらえる良い機会ですし、相手のことを端的に知ることで親近感が生まれ、その後のコミュニケーションが円滑になります。
ワンポイントアドバイス
自己紹介をする時の条件として、1つのテーマを設定することをおすすめします。
自分の特技、趣味、最近ハマっていることなど、テーマを絞ることで自己紹介がしやすくなります。